かほたモノベースキャンプ

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【げっ、氷の塊……】面倒な冷凍庫の霜取りをラクにする予防法&簡単お掃除術

久しぶりに冷凍庫を開けたら壁や棚にびっしり霜が! まるで氷河期みたいになってる……。これ見た目が悪いだけでなく冷凍効率を下げて電気代の無駄遣いになったり収納スペースを圧迫したりと、いいことなしですよね。

特に一人暮らし用の小型冷蔵庫などは自動霜取り機能が付いていないことも多く定期的な霜取りが必要です。でもあの作業本当に面倒くさい!

今回はそもそも霜を付きにくくする「予防法」と、いざ付いてしまった霜を「簡単・安全」に取り除く方法をご紹介します。

まずは予防!霜を付きにくくする日々の心がけ

霜は冷凍庫内の冷たい空気と外から入ってくる湿った空気が触れることで発生します。なので湿気を入れない・増やさないことが基本!

  • ドアの開閉は素早く最小限に!: 開けっ放しはNG! 何を取り出すか決めてからサッと開けてサッと閉める!
  • ドアパッキンの劣化をチェック!: パッキンが汚れたり劣化して隙間ができるとそこから湿気が侵入します。定期的に拭き掃除しひび割れなどがあれば交換も検討しましょう。
  • 熱いものは冷ましてから!: アツアツのものを入れると庫内の温度が上がり大量の霜が発生する原因に。必ず粗熱を取ってから入れましょう。
  • 食品を詰め込みすぎない!: 冷気の通り道がなくなると冷えが悪くなり霜が付きやすくなります。7割程度の収納を心がけて。

【裏ワザ?】庫内に油を塗る? 「庫内に薄くサラダ油を塗っておくと霜が付きにくい」という話もありますが食品に油が付着したり掃除が大変になったりする可能性も。メーカーが推奨している方法ではないので試す場合は自己責任で慎重に……。専用の霜付き防止スプレーを使う方が安心かもしれません。

付いてしまった霜を安全に取り除く方法

どんなに気をつけていても霜は付いてしまうもの。厚さ1cmくらいになったら霜取りのサインです。

【準備】

  1. 電源を切る!: 安全のため必ず冷蔵庫の電源プラグを抜きましょう。
  2. 食品を移動!: 庫内の食品をクーラーボックスなどに移します。
  3. タオルを敷く!: 溶けた水で床が濡れないよう冷凍庫の周りにタオルを敷き詰めます。

【霜取り開始!】

  • 基本は「自然解凍」: 扉を開けたまま放置するのが一番安全で確実。時間はかかりますが庫内を傷つける心配がありません。
  • 時短するなら……
    • ぬるま湯で絞ったタオルで拭く: 霜の表面を温かいタオルで拭くと少し溶けやすくなります。(熱湯はNG!)
    • ドライヤーを使う(注意!): 冷風~ぬるめの温風を遠くから当てるのはOK。ただし熱風を当て続けたり近づけすぎたりすると庫内が変形する恐れがあるので注意が必要です。
    • ヘラを使う(注意!): 氷が柔らかくなってきたらプラスチックや木製のヘラで優しく剥がします。

【絶対にやってはいけないこと!

  • 金属製のヘラやドライバー、包丁などでガリガリ削る!: 庫内の冷却パイプを傷つけガス漏れや故障の原因になります。絶対にやめましょう!

【仕上げ】 霜が完全に溶けたら庫内の水分をきれいに拭き取り電源を入れて完了です。

まとめ:こまめなケアで、冷凍庫をベストな状態に!

面倒な霜取りですが放置すると電気代もかさみ食品の鮮度も落ちてしまいます。 日々のちょっとした予防策と正しい霜取り方法を知っておけば冷凍庫を快適に使い続けることができますよ。ぜひ参考にしてみてください!